定例会の予定・連絡・お知らせ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
奈良県明日香村大字川原にある亀石の西側で、石敷きの遺溝が出土していたそうです。
場所は、亀石の西約20mだそうですから、亀石前の里道から県道へと出る小道の丁度中間ぐらいの地点になるんでしょうか。
溝幅は最大2.7m、深さ最大1mで、約14m分が北西に向かって緩やかな弧を描き、底に敷き詰められた2~4cm大の小石の上には砂が堆積していたことから、溝には当初水が流れていたと考えられるようです。
また、この遺構のすぐ北からも、さらに北へと直線で伸びる溝が過去に検出されているそうです。
弧を描いて北西へと伸びる今回の石敷き溝と、過去に発見された北の直線溝が一連のものであるとすれば、全長で38mに及ぶと推定されるようです。
亀石の付近は、北の県道に向けて緩やかに下っていく地形になっています。
ニュースでは、亀石伝承などと関連付けて、水に関わる祭祀か?となっていました。
水は、南から流れていたと考えられるようですが、この溝の南端は一体何処にあるんでしょうか。
PR
この記事にコメントする