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飛鳥遊訪マガジンでもお伝えしてきました橿原考古学研究所による飛鳥京跡の現地説明会の日程が決まりました。

飛鳥京跡第161次発掘現地説明会
  
   2月14日(土曜日)10:30~15:30 説明随時 少雨決行

  橿原考古学研究所公式サイト
     飛鳥京跡第161次調査現地説明会のお知らせ
 
2065_616280f9f1.jpg

(2009.2.8. 撮影)

2007年の調査で検出され、飛鳥京北限と目されていた東西大溝を超えた北側に、新たに役所と思われる範囲が広がっていたそうです。

 主な遺構は、最低でも東西15m、南北7mに及ぶと見られる7世紀後半の大型建物跡で、幅約45cmの雨落ち溝を伴うことから、建物の南に幅約1・8mの庇があったと思われ、さらに南側から幅約15mの石敷き広場と続いているようです。
(石敷き広場の石の大きさは、橿考研の発表では、砂利となっています。)

1938_75eb883ce6.jpg
(2009.2.8.撮影)

 飛鳥京の北限だと目されていた地点の北側に石敷き広場を伴う大型建物跡。ニュースでは、飛鳥京のさらなる広がりなどが報じられていました。

 東西石組溝は、前回(飛鳥京跡第157次)の東直線上で検出されているようです。
また、この溝はこのまま伸びると先の掘立柱建物にぶつかってしまうので、南北どちらかに曲がっていると推定できます。

 

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