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最古の万葉歌木簡

最古の万葉歌木簡が石神遺跡から出土していたことが判明したようです。

場所は、2003年の第16次発掘調査地。
池状遺構や南北大溝、石敷きなどが出土した地点になります。
付近から出た木簡に「「(己卯(つちのとう)」の木簡があったことから同時代のものと推定され、現時点では、最古の木簡だとされるようです。

サイズは、9.1×5.5cmの厚さ6mm、七文字づつが縦2列

左 阿佐奈伎尓伎也
右 留之良奈に麻久 (に =人偏に尓)

と表記されていました。これを左から読むと万葉集巻7-1391にある
「朝なぎに来寄る白波見まく欲り我はすれども風こそ寄せね」の歌になるそうです。

この木簡は、出土当初は「るしらなくに あさなきにきや」と右から読まれていたそうです。
また、この木簡は一般に知られる墨書きの木簡ではなく、釘などの先の鋭利なもので、木の表面に文字を刻みつける方法で書かれたものです。(刻書といいます)

石神遺跡では、これ以前の第15次発掘調査でも「難波津」の歌の書かれた習書木簡が出土しています。


檜隈遺跡群

檜隈寺跡の東約へ60mのところから規則正しく並んだ6個の柱穴と思われるものが検出されたそうです。
柱穴の規模から、東西約4m、南北1.5m以上の建物があったと推定されるようです。

檜隈寺に関しては、今年の春先に寺跡の北方から小金銅仏の掌が出土したり、先月末には、寺跡の南東尾根上から5棟の建物跡と思われる柱穴が検出され檜隈寺創建に関わった渡来系氏族・檜隈氏関連の建物ではないかと話題になったばかりです。
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